2006.07 System update notes
-- 2006年07月のシステム・アップデート・ノート
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このページの記事一覧
2006.07.31 今月のアフターフォロー(2006-07)
2006.07.28 Symantec Norton AntiVirus 2006 購入
2006.07.22 AGPビデオカード MSI NX7600GS-TD256 購入
2006.07.19 12in1+4 カードリーダー FD OWLTECH FA404MX(SA)購入
2006.07.18 S.M.A.R.T.情報の監視とハードディスク交換
2006.07.15 Maxtor DiamondMax 10 6V300F0 ベンチマークテスト
2006.07.12 ノートパソコン FMV-BIBLO NB8/90DR HDD交換
2006.07.09 キーボード・ビデオ・マウス切替器 ATEN CS-1734A購入
2006.07.03 ビデオカード MSI NX7300GT-TD256EH2 購入
2006.07.01 フレッツ・光プレミアム開通 in 九州


2006.07.31 今月のアフターフォロー(2006-07)
 Nintedo DS ブラウザを買ってみました。

Nintendo DS Browser
Nintendo DS フラウザ

 少し話は戻りますが、昨年九州の実家に帰るとみんなDSを持っていました。
 子供が持っているのはまぁわかるとして、うちの親を含めて高齢の親戚までも。持ってないのはオレだけか!?みたいな感じでした。
 何より、(僕は持っていないから借り物のDSで)マリオカートDSの通信対戦で小学生の姪に惨敗してこれはいかんと、先月DS Liteを買ったのでした(何がいかんのかよくわからんけど)
 DS Liteも週末の秋葉原で40〜50分くらい並んでやっと買えたのですが、意気揚々と帰ってきたら近所のツタヤに…。ひっそりと注目を浴びることもなくショーケースにDS Liteが陳列されていたので、悔しいからもう1台買っておきました。
 ちなみに色はクリスタルホワイト()とエナメルネイビー()。

 それで、DS用のブラウザが発売されるというので、任天堂オンライン販売で買ってみました。インターネットへの接続はもちろん無線LANです。

 DSは2画面あるとはいえ解像度はそれど高くないので(192×256ドットが2画面)表示はいまいちで、速度もお世辞にも速いとはいいがたい状況です。パソコン前提のWebページをDSブラウザで閲覧するのは辛いものがありますが、ケータイとかPDA用にシンプルに設計されたページならけっこう使えます。
 これまでZaurusuとかWindowsCE/PocketPCとかのPDAも使ってきましたが、表示が遅いところとかはこれらのPDA用のブラウザに近い感じです。ただ、表現はVGA(640×480)の解像度があるPDAのほうが上ですが。
 今使っているPDAはDELL PocketPC Axim x50v (関連記事-1関連記事-2)です。昼飯を外に食べに出たときにインターネットに接続(PHS)して使っています。

 まだそれほど使ったわけではありませんが、DSブラウザは上下2画面の使い分け、切替が重要な感じがします。
 縦長モードか上画面に拡大/縮小という表示が行えますが、DSのタッチ操作効くのは下画面だけというがネックといえばネックです。わかっていても上画面もタッチしたくなります。

 そうそう、マリオカートDSはミニターボの連続発動でやっと互角に戦えるまでになりました。

***


BIOS: Sprad Spectrum
BIOS: Spread Spectrum

 主力デスクトップPCの1台が(belfast IV)、すぐに時計が狂ってしまうことに気がつきました。
 このPCでは1時間毎にNTPで時刻合わせをしていますが、その1時間の間に数分間狂ってしまいます。

 それで色々と調べているとBIOSの設定にあり「Spread Spectrum」が有効(Enable)だと、この症状が出るようです。
 これはペクトラム拡散して電磁放射強度、電磁障害(EMI)を低減する機能ということですけど、システムクロックが微妙に上下に揺れるので時計に影響が出てしまうようです。

【参考資料】

任天堂

http://www.nintendo.co.jp/

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2006.07.28 Symantec Norton AntiVirus 2006 購入

Symantec Norton AntiVirus 2006
Symantec Norton AntiVirus 2006

 去年購入(関連記事)したSymantec Norton AntiVirus 2005の更新期限が近づいてきたので、今年はSymantec Norton AntiVirus 2006 を購入しました。

 この時期になると毎年(関連記事-1)、毎年(関連記事-2)、毎年(関連記事-3)書いていますが、更新期限を延長する代わりに新版のウィルス対策ソフトを購入しています。

 ここ数年はオンラインのダウンロード販売を使っていましたが、今年はパッケージで購入しました。というのは、シマンテックストアのダウンロード販売より、ショップのパッケージ(特別優待版)のほうが安かったからです。メディアや箱や説明書なんて不要だから、安ければダウンロード販売のほうを使いたいのですけどね。

 特に注目するような機能があったわけではありませんが、Windows XP標準のファイアウォールの代わりにNorton AntiVirusのインターネットワーム防止機能が使うことができます。Windows XP標準ファイアウォールを使うと、telnet接続時に必ず数秒間待たされます。いったん接続したら後は問題ありませんが、どう設定してもファイアウォールが有効だと時間がかかるので、アタック対策にウェイトでも入れているのかもしれません。ともかく、インターネットワーム防止機能を使うことで、この点だけは解決できました。

 ウィルス対策ソフトはNorton AntiVirus 以外ではGrisoft AVG Anti-Virus、Avira AntiVir PersonalEdition Classic(以前はH+BEDVでしたが社名が変わったようです)、 Clam AntiVirus を使っています。

【参考資料】

Symantec

http://www.symantec.co.jp/

Grisoft

http://www.grisoft.com/

Avira

http://www.avira.com/

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2006.07.22 AGPビデオカード MSI NX7600GS-TD256 購入

Civilization 4
シヴィライゼーション4 (パッケージ)

 以前、AGPのビデオカードはこれ以上は必要ないとか書いた記憶があますが(関連記事)、必要に迫られて買ってしまいました。

 というのは歴史・文明のシミュレーションゲームともいえるシヴィライゼーション4 完全日本語版 (開発 FIRAXIS、日本語版 サイバーフロント)を購入したのですが、うちにあるAGPビデオカードでは性能不足でまともにプレイできませんでした。
 PCI ExpressのGeForce 6200採用ビデオカードであれば大丈夫でしたが、うちにあるAGPビデオカードで一番速いGeForce 4 MX440程度では厳しいようです。解像度や画質を落とせばなんとかプレイできますが、この手のゲームはなるべく高解像度でプレイしたいところです。

 どうせ新しく投資するならビデオカードはPCI Expressにしたいところですが、うちにはAGPの845/865チップセット マシンが6台あるので、まだまだAGPのほうが使い回しできます(PCI Expressはまだ2台)。


MSI NX7600GS-TD256
MSI NX7600GS-TD256

 それで、買ってきたのがGeForce 7600GS採用のMSI NX7600GS-TD256 です。発売されたばかりのビデオカードですが、ミドルクラスという位置づけなので値段はほどほどでした。
 これでシヴィライゼーション4を快適にプレイできるようになりました。


【参考資料】

FIRAXIS

http://www.firaxis.com/

サイバーフロント

http://www.cyberfront.co.jp/

MSI (Japan)

http://www.msi-computer.co.jp/

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2006.07.19 12in1+4 カードリーダー FD OWLTECH FA404MX(SA)購入

OWLTECH FA440MX(SV)
OWLTECH FA440MX(SV)

 先日から使い始めたAthlon64 X2マシン(crusader IV)ですが(関連記事-1関連記事-2関連記事-3)、フロッピィ ディスク ドライブがなかったので、ハードディスクを調達(関連記事)したついでに買ってきました。

 といっても今時フロッピィデスクを使う機会はないのですけど、SDやコンパクトフラッシュ等のメモリカードも使えるというのでOWLTECH FA404MX(SV) というのを買ってみました。

 メモリカードなら使うことも多いので、カードリーダのオマケにフロッピィディスクも使えると思えば…。
 今まではUSB接続のカードリーダを使っていましたが(関連記事)、ひも(ケーブル)付きよりはPC本体に内蔵されていたほうが何かと便利です。

 そういえば、ここに書き忘れていたようですが、他にもI・O DATA USB2-7inRW というカードリーダを持っています。これは7つのメディアに対応しているのはいいのですが、ドライブレターが4つも増えるのでほとんど使っていませんでした。最近のWindowsならドライブレターを割り当てずに使うこともできますが、当時は98/Meがまだ残っており不要なドライブレターが増えるのは問題だったのです(ネットワーク共有ドライブやDVD-RAM、仮想ドライブ等でけっこうドライブレターが埋まっていた)

 当時(関連記事)、コンパクトフラッシュ・オンリーのREX-CF03を買ったのも、既に所有していたMELCO(今はBUFFALO) MCR-U(コンパクトフラッシュ+スマートメディア)がドライブレターを2つ使うのが気に入らないという理由からでした(僕も忘れていましたが、当時のWebページにそう書いてあった)。ドライブレターが4つも増えるカードリーダなんて、(当時なら)使うわけありません。

 今度買ったFA404MXは13種類のメディアに対応しているようですが、うちで使うのはSDとコンパクトフラッシュだけかと思います。ちなみに、ドライブレターは2つ、フロッピィディスクを含めるのなら3つ使います。
 Windows XPならフォルダ配下にマウントすることでドライブレターなしで使うことも可能ですが、リムーバブルメディアはドライブレターがあったほうが何かと使いやすいような気がします。ドライブレターを解除しても抜き差しできるUSB接続だと何かの拍子にまた現れたりしますし。

【参考資料】

OWLTECH

http://www.owltech.co.jp/

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2006.07.18 S.M.A.R.T.情報の監視とハードディスク交換
 Windowsサーバ(draken IV)とテレビ録画用PC(arnhem IV)に取り付けてあるハードディスクの使用時間(Power-On Hour)が2万時間に近づいてきたので、交換することにしました。

 ハードディスク寿命の想定はメーカやモデルによって異なりますが、一般PC用では1日8時間使ったとして5年間、24時間連続稼動して2万時間(約27ヶ月)が目安と言われています。
 サーバやテレビ録画PCは24時間連続稼動しており、その2万時間が近づいてきました。
 最近ではS.M.A.R.T.情報を見ることで、使用時間も簡単に確認できます。今年の春頃にはS.M.A.R.T.情報を監視するプロクラムも作成しましたが(SDB Tools )、次のグラフはハードディスクのS.M.A.R.T.属性ID#9 Power-On Hour(通電時間)のグラフです。

 太い黄色が記録した値のプロットで、右に伸びているのは細いのは将来予測です(予測といってもどうせ24時間稼動だから、同じ調子で伸ばすだけですが)
 7月中旬の時点でPower-On Hourは約1万8000時間ですから、この調子で使い続けると10月ごろに2万時間を突破することになります。
 もちろん2万時間に達したからといって必ず壊れるわけではないのですが、交換時期の目安として2〜3年使ったハードディスクは重要な用途からは外すことにしています。
 24時間稼動で2年以上問題なく使えたということは、実績のない新品ハードディスクよりも頑丈という見方もありますが、いつまでも動き続けるわけではありません。

 それはともかく、交換用にちょうどいい容量のハードディスクの手持ちがなかったので、HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ) Deskstar 7K160 HDS721612PLAT80 (ATA133/ 7200rpm/ 8MB cache/ 120GB)を2台買ってきました。
 テレビ録画用といっても今回交換するのはシステム(OS+アプリケーション)用で、録画データは別なので容量は必要ないのです(これまで使っていたのは40Gバイト ハードディスクですし)
 交換作業も無事終了し、とりあえずは順調に動いています。
 交換したハードディスクはしばらくは中身を保持したままバックアップとして残しておきます。新しいハードディスクが問題なく動作しているのを確認したら、破棄したり別の用途で再生することもあります。といっても使い古した40Gバイト ハードディスクでは使い道はないような気もしますが。

 もう1台のWindowsサーバのハードディスクは時期的にもう少し余裕があるので、月末あたりに交換する予定です。

 しかし、S.M.A.R.T.監視ツールのおかげで、交換直前で慌てることもなく計画も立てやすくなりました。
 監視対象ハードディスクも40台くらいになっています。九州で使っているハードディスクもネットワーク経由でこっち(東京)で監視しています。
 もちろん、全部が24時間動いているわけではありませんし、動作確認しただけのハードディスクもとりあえず監視対象として登録しています。データはサーバが一元管理しているのでPCやハードディスクは何台あっても手間はそう変わりません。また、ハードディスク固有のシリアルナンバで管理しているのでPC本体や接続先が変わっても連続して記録できます。しかも、ネットワークにさえ接続できれば、どこにいても使えます。
 今のところの問題点というか不満は、USB接続やRAIDを構成したハードディスクでは、S.M.A.R.T.情報がうまく取得できないので使えない点です。

【参考資料】

HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)

http://www.hitachigst.com/

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2006.07.15 Maxtor DiamondMax 10 6V300F0 ベンチマークテスト
 先月購入したSATAハードディスクMaxtor DiamondMax 10 6V300F0 (S-ATA 3.0Gbps/ 7200rpm/ 16MB cache/ 300GB)のベンチマートテストの結果を掲載しておきます(関連記事)。
 比較のため300GBクラスのハードディスクとして以下のハードディスクのベンチマークテスト結果も掲載します。
  • Maxtor DiamindMax 10 6L300S0(S-ATA II/ 7200rpm/ 16MB cache/ 300GB)
  • Seagate Barracuda 7200.9 ST3300622A(P-ATA/ 7200rpm/ 16MB cache/ 300GB)
  • Western Digital WD3200JB-KF (P-ATA/ 7200rpm/ 8MB cache/ 320GB)
テスト環境
  • マザーボード ASUS A8V-E Deluxe NW (BIOS 1006)
  • CPU AMD Athlon 64 3500+
  • RAM 1Gバイト
  • OS Windows XP Professional SP2
  • オンボードIDE/ATAコントローラ VIA VT8237R オンボードSerial ATAコントローラ VT6420
    ドライバ VIA 4.30C
 テスト環境は右の表のとおりです。
 ただし、今回テストしたのは6V300F0だけで、他は過去に行ったテストの結果をコピーしたものです7200.9とWD3200JBはパラレルATA接続という点にも注意してください。

 まずは、全領域をリード/ライトした転送速度です。

Maxtor 6V300F0 Read/Write Transfer rate


 次はdevtestによる、ベンチマークテスト結果とそのグラフです。

DEVTEST BENCHMARK
TEST 6V300F0 6L300S0 7200.9
ST3300622A
WD3200JB
Sequential Read/Start 512B 37026.5kB/s 38563.5kB/s 6697.0kB/s 4692.2kB/s
16384B 73302.0kB/s 65739.2kB/s 60520.3kB/s 62752.9kB/s
65536B 73009.3kB/s 65094.7kB/s 60520.3kB/s 64834.9kB/s
Sequential Read/End 512B 37571.5kB/s 37087.0kB/s 6684.7kB/s 4460.6kB/s
16384B 45173.4kB/s 37427.6kB/s 34201.6kB/s 41580.8kB/s
65536B 44728.3kB/s 37388.3kB/s 34194.5kB/s 41604.8kB/s
Sequential Read/Ave. 512B 37299.0kB/s 37825.3kB/s 6690.8kB/s 4576.3kB/s
16384B 59237.7kB/s 51583.4kB/s 47361.0kB/s 52166.9kB/s
65536B 58868.8kB/s 51241.5kB/s 47357.4kB/s 53219.9kB/s
Random Read 512B 34.6kB/s 24.8kB/s 34.2kB/s 37.1kB/s
16384B 1074.2kB/s 785.5kB/s 1069.9kB/s 1149.3kB/s
65536B 3940.9kB/s 3018.1kB/s 4008.8kB/s 4256.9kB/s
Sequential Write/Start 512B 7344.2kB/s 9626.9kB/s 4425.8kB/s 5593.9kB/s
16384B 73353.9kB/s 66746.3kB/s 59710.9kB/s 63879.9kB/s
65536B 74569.1kB/s 66667.6kB/s 59937.0kB/s 65247.7kB/s
Sequential Write/End 512B 7407.5kB/s 9667.2kB/s 4499.7kB/s 5607.1kB/s
16384B 46053.3kB/s 38736.7kB/s 34606.3kB/s 41494.8kB/s
65536B 45995.4kB/s 38699.0kB/s 34596.4kB/s 41591.8kB/s
Sequential Write/Ave. 512B 7375.8kB/s 9647.1kB/s 4462.8kB/s 5600.5kB/s
16384B 59703.6kB/s 52741.5kB/s 47158.6kB/s 52687.4kB/s
65536B 60282.2kB/s 52683.3kB/s 47266.7kB/s 53419.7kB/s
Random Write 512B 172.4kB/s 173.1kB/s 52.0kB/s 64.7kB/s
16384B 1429.8kB/s 1380.6kB/s 1652.6kB/s 1795.9kB/s
65536B 4860.6kB/s 4793.9kB/s 6160.4kB/s 6283.9kB/s
Sequential Read/Write Graph


Random Read/Write BENCHMARK
TEST 6V300F0 6L300S0 7200.9
ST3300622A
WD3200JB
50:50 Read Speed 877.7kB/s 757.3kB/s 1240.3kB/s 1342.2kB/s
Write Speed 910.7kB/s 772.7kB/s 1273.4kB/s 1416.8kB/s
Read Count 26.7io/s 23.3io/s 38.0io/s 41.0io/s
Write Count 27.7io/s 23.7io/s 39.0io/s 43.3io/s
90:10 Read Speed 1812.2kB/s 1429.3kB/s 1942.0kB/s 2122.6kB/s
Write Speed 178.6kB/s 120.1kB/s 189.1kB/s 206.7kB/s
Read Count 56.0io/s 44.0io/s 60.0io/s 65.0io/s
Write Count 5.0io/s 3.0io/s 5.0io/s 6.0io/s
10:90 Read Speed 282.5kB/s 247.6kB/s 257.7kB/s 273.6kB/s
Write Speed 2963.6kB/s 2502.8kB/s 2636.3kB/s 2830.4kB/s
Read Count 8.0io/s 7.3io/s 8.0io/s 8.0io/s
Write Count 91.7io/s 77.0io/s 81.0io/s 87.0io/s
Random Read/Write Graph


 シーケンシャル アクセスは最大で約73Mバイト/秒という速度が出ています。
 ランダム アクセスについてはまぁまぁといったところでしょうか。今回テストした中ではランダム アクセスはWD3200JBが一番良い結果を出していますが、ランダムアクセスに限定すればHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ) T7K250シリーズは更に上を行きます。

 最近のハードディスクは記録密度が更に向上してシーケンシャル アクセスのトップスピードが伸びていますが、ランダム アクセス性能では足踏みしているどころか、下がっているケースもあります。
 Seagateの7200.9シリーズではデータシートにもその傾向がはっきりと出ています。

 キャッシュ容量8MB→16MBに増えているモデルも、ランダムアクセス性能が落ちた分を補っているだけなんではないかとうがった見方もあります。キャッシュはアルゴリズムによって効果が変わってきますが、書き込みはともかくランダム リードには効きにくいはずです。結局、キャッシュ容量が増えてもシークタイムやアクセスタイムといった基本性能が劣っていればランダムアクセス、特にリードはあまり速くはならないようです。
 以前にも書きましたが、記録密度があまりに高くなるとエラーレートやヘッドの位置決めが難しくなって、ランダム アクセスが遅くなる傾向があるようです。

 最近、Seagateから垂直磁気記録を採用した7200.10シリーズが発売されていますが、データシートに転送レートやアクセスタイム/シークタイムといった具体的な性能が掲載されていないことがあるので、いまいち判断できません(Webサイトを探しまくっていると、ひょっこり出てくるのですが、7200.10シリーズはまだ見つけられません)
 いずれ、7200.10シリーズを手に入れてテストしてみようと思いますが、シーケンシャルアクセスは速くなっているのでしょうが、ランダム アクセスについてけっこう怪しいと予想しています。

 ただし、データシートやベンチマークの上では多少劣っても、この程度の差では具体的なOSやアプリケーションの動作には現れにくいので、そんなに気にすることもないのですが。

【参考資料】

Maxtor (US)

http://www.maxtor.com

Maxtor (Japan)

http://maxtor.co.jp/

Seagate

http://www.seagate.com/

Western Digital

http://www.wdc.com/

HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)

http://www.hgst.com/

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2006.07.12 ノートパソコン FMV-BIBLO NB8/90DR HDD交換
 九州で使っているノートパソコンFUJITSU FMV-BIBLO NB8/90DRの調子が悪いということで、東京に持って帰って(宅配便で送ったのですけど)調査・修理することにしました。

 症状としてはWindows XP Homeの起動にむちゃくちゃ時間がかかるというもので、購入してから5年は経過しているしハードディスクの問題かと思っていました。しかし、九州では調査するにも交換するにも機材もソフトも十分にそろっていないので、とりあえず東京に持って帰ってからということになりました。

 BIBLO NB8/90DRに搭載されている30Gバイト 2.5インチハードディスクはTOSHIBA MK3017GAP (4200rpm)でしたが、S.M.A.R.T.情報を見る限りでは致命的な故障はないようです。ということは、起動が遅いのはハードディスクの問題ではなくOSやアプリケーションといったソフトウェアに原因があるのかもしれません。
 ただし、5年も使っているだけあってハードディスクはそれなりに劣化というか、S.M.A.R.T.属性でもいくつかの数値は落ちているので、念のために交換しておくことにしました。
 それで交換用に調達してきたのが、2.5インチ 40Bバイト ハードディスク TOSHIBA MK4032GAX (5400rpm)です。

 とりあえずBIBLOを分解してハードディスクを引っこ抜いて、デスクトップPCに取り付けてバックアップしました。
 やはりデスクトップPCでハードディスク内容を丸ごとコピーして、新しいハードディスクをBIBLOに取り付けましたが、起動が遅いのは相変わらず。やはりハードディスクは関係ありませんでした。
 それで調べていると、何故だか自動ログオンが有効になっていたので、これを無効にするとまともになりました。
 そういえば、セキュリティの関係でサーバ側のパスワードを変更した記憶があります。このため自動ログインが失敗するようになって、起動に時間がかかるようになっていたようです。
 しかし、サーバ側のパスワードを変更したのはずいぶん前で、そのときから症状は出ていたはずで、報告するなり気がついていれば簡単に解決したような…。

【参考資料】

FUJITSU (Global)

http://www.fujitsu.com/

FUJITSU (Japan)

http://jp.fujitsu.com/

 FM WORLD .NET

http://www.fmworld.net/

TOSHIBA

http://www.toshiba.co.jp/

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2006.07.09 キーボード・ビデオ・マウス切替器 ATEN CS-1734A購入

ATEN CS-1734A
ATEN CS-1734A

 4ポートのキーボード・ビデオ・マウス切替器 ATEN CS-1734A を買ってみました。

 この手の切替器はCPU切替器とかKVMスイッチとか呼ばれているようですが、複数のパソコンを1セットのキーボード/マウス/ディスプレイで使うための切替器です。

 うちでもディスプレイはほとんどDVI対応の液晶になったので、ディスプレイの切替はDVI対応という手もあったのですが、デュアル・ディスプレイ環境では一方はアナログだったり、DVI対応の切替器はUSBだけでPS/2マウス/キーボードに対応していなかったりで、結局アナログの切替器になりました。

 CS-1734Aに同梱のケーブルはキーボード/マウスはすべてUSB接続用ですが、オプションでPS/2キーボード/マウス用も用意されています。うちでも、PS/2用ケーブルを2本追加で購入しました。

 ディスプレイの解像度は2048×1536ドットまで対応しており、うちのUXGA(1600×1200ドット)環境でも問題なく表示できます。ただし、映像は少し劣化しているような気はします。

 オーディオ(スピーカー/マイク)の切替と、2ポートのUSBハブ機能も備えています。また、KVM(キーボード・ビデオ・マウス)とオーディオ、USBハブはそれぞれ独立した切替できます。ただし、キーボードからの切替操作は意外と面倒なので、全ての切替はともかく独立した切替はあまり使う機会はなさそうです。
 たとえば、全部切り替える場合には[ScrollLock]+[ScrollLock]+[数字]+[Enter]といった具合に数字の1〜4でPCを選択できます。これはまだいいのですが、USBハブだけ切り替える場合には、[ScrollLock]+[ScrollLock]+[U]+[数字]+[Enter]といった具合にストロークが1回増えます。
 特に難しいということも覚えられないということもないのですが、ストローク回数が意外と多いのでけっこう面倒です(2ポート切替タイプだとトグルにできるので[数字]の部分が不要で、これだと多少マシな気がします)。  切替操作は[ScrollLock]+[ScrollLock]でコマンドモードに入ったら、1キーで切替とかでいいような気もしますが。

 最大の問題は多機能マウスの対応で、うちで愛用しているA4TECHマウスに(予想通り)対応していませんでした。Logitech(Logicool)やらMicrosoftやらのマウスはどうでもいいので、A4TECHに対応してほしいところです。
 しかし、いまさらホイールが使えないのは不便なので5年前に買った(というかOffice XPを買ったら付いてきた) Microsoft IntelliMouse Opticalマウスを引っ張り出して使っています(関連記事)。
 一応、ファームウェアが更新できるようになってはいますが、A4TECHマウスに対応するなんてことは期待できそうにありません。

 キーボードはさらに大昔のAXキーボードですが、PS/2→USB変換アダプタ経由で問題なく利用できています。

【参考資料】

ATEN (Japan)

http://www.atenjapan.jp/

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2006.07.03 ビデオカード MSI NX7300GT-TD256EH2 購入
 先月組んだAthlon64 X2マシンですが、(関連記事-1関連記事-2)1週間ほど九州に帰っていたので、ほとんど使う時間がありませんでした。
 それで、東京に戻ってきてやって使い始めたわけですが、ビデオ周りに若干問題があります。

 動画を再生すると画面がチカチカとフラッシュして破綻してしまいます。また、コマンド プロンプト等のテキスト表示のスクロールが異様に遅い。

NX7300GT-TD256EH2
NX7300GT-TD256EH2

 ビデオはオンボードのNVIDIA GeForce 6150です。オンボードでも2画面のデュアルディスプレイとして使えるというので、このマザーボードを選択しました。
 普段は1600×1200ドット 32ビットカラーのデュアルディスプレイという環境ですが、この環境で動画を再生するとフラッシュしてしまいます。
 解像度を下げたり色数を落とすと改善するので、オンボードのメインメモリ共有のビデオでは多色・高解像度は速度的に厳しいのかもしれません。

 このPCではゲームとか3Dとか速度は必要ないのでオンボードにしたのですが、さすがにDVD画質程度の動画もまともに再生できないのでは話になりません。動画は諦めるという選択も考えましたが、テキストのスクロールが遅いのは妥協できません。うちでは常時、telnet経由でLinuxマシンに接続しているので、スクロールが遅いのは致命傷です。
 仕方ないのでオンボードはあきらめてビデオカードを追加することにしましたが、1万前後の安価なPCI Expressビデオカードで十分だろうと MSI NX7300GT-TD256EH2 を買ってきました。

nView Quadruple Display
オンボードと組み合わせて4画面を同時に使えます。

 さすがにこの環境であれば1600×1200ドットを2画面確保しても動画再生の問題は発生しません。テキストのスクロールもまともになりました。

 オンボード・ビデオも、PCI Express ビデオカードと同時に利用でき3〜4画面も可能なので、とりあえず3画面のトリプル・ディスプレイ環境で使うことにしました。
 正直3画面も使う必要はないのですが、オンボード・ビデオを無駄にしないためにしばらくトリプル・ディスプレイで使ってみることにします。

 ほかの点ではAthlon64 X2マシンに問題は発生していませんが、長時間使って安定するかどうかはしばらく様子を見ないとわかりません。

【参考資料】

MSI (Japan)

http://www.msi-computer.co.jp/

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2006.07.01 フレッツ・光プレミアム開通 in 九州
 九州の実家ではNTT西日本 Bフレッツ+OCN光アクセスIP8を使っていますが(関連記事)、利用料金が高いということでプロバイダを変更することになりました。

 今はドメインを使うようなサービスはしていないし、本当ならADSLでも十分です。実際、光にしたのは局舎から遠くてADSLが引けなかったからです。
 それでプロバイダを変更しようということになりました。NTTのフレッツシリーズだからBフレッツはそのままで、プロバイダだけ変更することで対応できますが、色々と面倒な事情があって新規にもう1本引いてから、Bフレッツ+OCNを解約することになりました。

 それで、新しいBフレッツの申し込みは九州のほうに任せて、工事にあわせて九州に行ってきました。


CTU
CTU(加入者網終端装置)

 新しく引いたのは今までと同じBフレッツなのかと思っていたら、光電話を同時に申し込んでいてフレッツ・光プレミアムというサービスになっていました。
 この光プレミアムというのCTU(加入者網終端装置)という装置がついてきて、このCTUがブロードバンドルータとして機能を持っているのはいいのですが、これが邪魔をしてせっかく用意した無線LANルータが使えません。
 実は無線LANルータ BUFFALO 無線LANルータ WZR-RS-G54 を用意していました。無線LANのアクセスポイントの機能だけなら利用できますが、CTUがルータとして機能してしまうのでWZR-RS-G54のルータ機能はまったく生かすことができません。


BUFFALO WZR-RS-G54
BUFFALO WZR-RS-G54

 先月、有線ブロードバンドルータ BUFFALO BHR-4RV (関連記事)を購入しましたが、このルータにはVPNによるリモートアクセス機能が備わっています。このVPNがけっこう使えるので九州にも設置しようと、同じVPNリモートアクセス機能が備わっている無線LANルータ WZR-RS-G54を購入しました。
 しかし、CTUがあるためにVPNが使えないのという最悪の事態に陥りました。

 いまさらサービスを変更することもできないし(そんなことしたら、また何週間か数ヵ月後に九州にいくは目になるし、なにより電話が光電話に切り替わっているし)、なんとか光プレミアムのままVPNを使う方法はないかと色々と模索することになりました。

 CTUには静的アドレス変換機能が備わっていたので、CTUに届いたパケットをすべて無線LANルータに渡すように設定してみました。
 最初は必要なプロトコル/ポートを選択して変換していましたが、どうもうまくいかないので、可能な限りすべてのプロトコル/ポートを無線LANルータに飛ばしてみたところ、なんとかうまくいったようです。
 CTUのルータ機能は事実上使っていないのと同じで、当初の予定通りに無線LANルータをファイアーウォールとして使えることになりましたが、アドレス変換やらネットワークのセグメント切りやら無駄に複雑になってしまっています。

 どうでもいいけど、ONU(回線終端装置)にCTU(加入者網終端装置)に無線LANルータに、似たような箱とACアダプタが次々と増える。

【参考資料】

NTT西日本

http://www.ntt-west.co.jp/

BUFFALO

http://buffalo.jp/

  この記事へのコメント
2006-09-14
18:44:41
taro PPPoEに対応したCTU用ファームウェアが出ているようです。これが最初からあ れば苦労することもなかったのに。

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